もう十分、ドラマは完結…「休養」の真央に識者が"引退勧告"

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■深刻な腰痛

 例えば、長い間悩まされている腰痛は深刻で、親しい関係者には「ビールマンスピンができなくなる」と漏らしていたそうだ。

「ビールマンスピン」とは、片足を背後に伸ばし頭上に持ち上げ、そのブレードを掴んで行うスピンのこと。不自然な姿勢のため、背中や腰に過度の負担がかかる。後ろに反らした足が背中に触れるぐらいに伸びきっていれば、美しいとされるものの、ここ数年の真央は腰痛の影響で足が頭上高く持ち上がらないのだ。

 5歳からスケートを始め、小学4年で数種類の3回転ジャンプを跳んだ天才少女は、15歳でグランプリファイナルに優勝。ジュニア時代から五輪での金メダルを託され、最愛の母を失っても大会を欠場せず滑り続けてきた。

 大人の体になってジャンプの精度が落ち、昨年も代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)でスランプに陥り、もがき、苦しんだ時期もあった。その過程を見てきたファンは、バンクーバー五輪でヨナに敗れた真央にソチでのリベンジを求め、しかし、まさかの惨敗に終わった。

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