もう十分、ドラマは完結…「休養」の真央に識者が"引退勧告"
「バンクーバー(五輪)からソチ(五輪)までは頑張ろうと思ってやってきた。全てやりきった気持ち。まず1年間何をしたいのか考える年にしたい」――。
19日午後、女子フィギュアの浅田真央(23)が会見。注目された去就に関してこう話し、「今まで考えてきたけど、今年は体も気持ちもお休みすることに決めました」と、来季の休養を発表した。
金メダルが期待されたソチでは、ショートプログラム(SP)で転倒。16位と大きく出遅れ、フリーでは完璧な演技で自己ベストを更新(142.71点)しながら6位。一方、ライバルのキム・ヨナ(23)は、疑惑の銀にもサバサバした表情で、五輪が終わるとスパッと引退した。
真央は3月の世界選手権(埼玉)で4年ぶり3度目の世界女王に輝き、健在ぶりを見せたが、4年後の平昌五輪(韓国)については「(イメージは)ないですね」と語った。今後は4月に復学した中京大で単位を取得しながら練習を続ける。競技からは離れ、国内の他、米国やカナダなど海外のアイスショーに出演するプランもあるという。来季以降の復帰については「まだ、ハーフハーフ」としているものの、すでに体力も気力も限界に達しているとの声もある。