本田より心配な香川の“病状”…右膝の違和感でバランス崩れ
ブラジル入りした日本代表は、現地8日午後4時(日本時間9日午前4時)からベースキャンプ地イトゥ市(サンパウロ州)で初練習を行った。
キャンプ地「スパ・スポーツ・リゾート」はサンパウロ市から北西に約100キロ。この日は現地の日本人関係者を招いて公開練習のスケジュールが入り、キャンプ地から車で1時間ほどの距離にあるスタジアムでトレーニングを行った。
「ストレッチやダッシュなどでウオーミングアップをやった後、ピッチ半面を使って《サイドに展開してシュートに持ち込む》練習や紅白戦を行った。選手は、おおよその主力組とサブ組に分けられたが、気になったのがFW香川の状態です。主力組の左サイドアタッカーとして練習メニューをフルにこなしたが、プレーに精彩を欠く場面も多く、ゴールの至近距離からシュートを外して表情を曇らせる場面もあった」(現地取材記者)
6日の強化試合ザンビア戦で香川は、相手選手のハンドを誘ってMF本田のPKをお膳立てしたり、左サイドからのクロスが同点ゴールになったり、4─3の劇的逆転勝利の立役者となった。しかし、試合全体を通してキレがなく、チーム内で「香川は大丈夫?」という声も上がっている。