決起集会も…主力選手に深刻なザック不信とネガティブ思考
「選手選考、戦術、起用法、采配は監督の専権事項。かたくなにそう考えているザッケローニは瞬時に不機嫌になり、怒気を含んだ声で『断る』とはねつけた。ザッケローニ監督は本田、遠藤のことを評価しているが、今W杯のザックのムチャクチャ采配が決定打となり、両者の関係は冷え切ってしまった」(前出の記者)
ザック日本は、23日午前3時半(日本時間)からベースキャンプ地イトゥ市内で練習開始。ビブス組とビブスなし組に分かれ、ハーフコートでボール回し、サイドから展開してシュートに持ち込む練習などを行った。
ビブス組はDF内田、吉田、今野、酒井高、MF山口、青山、本田、FW香川、大久保、柿谷の10人。酒井高に代わって長友が入り、これにGK川島を加えた11人がコロンビア戦に先発――。これが現地メディア関係者の定説になっている。
22日、予定されていた練習の開始直前になってザッケローニ監督が「今日はオフにする! 選手にはリフレッシュが必要だ!」と言いだし、いきなりオフ日となった。
「フィジカルが問題ではない。プレーのスピードが上がらないのは、頭の部分でブレーキがかかっているから。メンタル面を考えてオフにした」