決起集会も…主力選手に深刻なザック不信とネガティブ思考

公開日: 更新日:

 香川は、2試合でシュートの1本も打っていない。近年まれに見る絶不調ぶりは明らかだが、もうひとり、攻撃のキーマンで2試合シュート0本のFWがいる。今季ドイツ1部で15ゴールを叩き込み、勇躍ブラジルに乗り込んだFW岡崎だ。

「日本代表では2列目右サイドが定位置。なのにギリシャ戦では左サイドや1トップで使われて混乱。精神的に落ち込んでしまった。ギリシャ戦の後から“ボクが悪い。すいません。すべてボクのせいです”を連発。完全にネガティブ思考にハマった。気持ちを前面に押し出してプレーする岡崎が、今のままだとコロンビア戦スタメン落ちもあり得ます」(前出の記者)

■本田、遠藤との関係も冷え切り…

 大黒柱のMF本田、チーム最年長のMF遠藤にしても、ザッケローニ監督への不信感が臨界点を越える寸前だという。そもそも、この2人と指揮官は、丁々発止を繰り広げた“前科”がある。

 昨年10月の東欧遠征で日本はセルビアとベラルーシ相手に2連敗。本田と遠藤が宿泊先ホテルのザッケローニ監督の部屋を訪れて「ボールをつないでポゼッション(ボール支配率)を高めて戦いたい」「どうしてサイドチェンジは禁止なのでしょうか?」と訴えた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動