決起集会も…主力選手に深刻なザック不信とネガティブ思考
香川は、2試合でシュートの1本も打っていない。近年まれに見る絶不調ぶりは明らかだが、もうひとり、攻撃のキーマンで2試合シュート0本のFWがいる。今季ドイツ1部で15ゴールを叩き込み、勇躍ブラジルに乗り込んだFW岡崎だ。
「日本代表では2列目右サイドが定位置。なのにギリシャ戦では左サイドや1トップで使われて混乱。精神的に落ち込んでしまった。ギリシャ戦の後から“ボクが悪い。すいません。すべてボクのせいです”を連発。完全にネガティブ思考にハマった。気持ちを前面に押し出してプレーする岡崎が、今のままだとコロンビア戦スタメン落ちもあり得ます」(前出の記者)
■本田、遠藤との関係も冷え切り…
大黒柱のMF本田、チーム最年長のMF遠藤にしても、ザッケローニ監督への不信感が臨界点を越える寸前だという。そもそも、この2人と指揮官は、丁々発止を繰り広げた“前科”がある。
昨年10月の東欧遠征で日本はセルビアとベラルーシ相手に2連敗。本田と遠藤が宿泊先ホテルのザッケローニ監督の部屋を訪れて「ボールをつないでポゼッション(ボール支配率)を高めて戦いたい」「どうしてサイドチェンジは禁止なのでしょうか?」と訴えた。