巨人サヨナラ負け ナインの混乱深める原監督の“錯乱采配”
巨人の原辰徳監督(56)がまた鬼采配である。
まずは4番の阿部慎之助(35)だ。二回までに5点を失った昨5日のDeNA戦。初回の第1打席で二飛に倒れ、三回の2打席目に2死一、二塁の好機で三ゴロに終わると、直後の守備からベンチに下がった。ここ2試合は決勝弾を含む2安打ずつを放っている。調子を戻しつつある中での明らかな懲罰交代だった。
3試合ぶりに3番でスタメン復帰した長野久義(29)は第2打席で安打を放ったものの、五回2死二塁から二ゴロに終わるや、こちらもその裏から交代となった。
阿部に代わって出場した新人の小林誠司(25)が2安打2打点1死球と活躍したものの、試合は延長十二回の末、サヨナラ負け。阿部、長野の中心選手が相次いで懲罰交代させられる異例の事態に、後味の悪さが残った。
■長野は広島・菊池のバットを“取材”
前カードで対戦した広島のあるナインはこう話していた。
「巨人は打線が毎日ぐちゃぐちゃ変わるから、阿部さんとか大変みたいじゃないですか」