ファンハール構想から消え…マンU香川古巣ドイツに都落ち

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「香川は10年7月にドルトムント入り。不動のトップ下としてブンデスリーガ2連覇の原動力となった。ドルトムントのワツケ社長が先日、地元の有力紙のインタビューに<今季の補強は終了。カガワの復帰について臆測が流れているが、すべて根拠のないもの>と答えたが、これは20億円といわれている香川の移籍金について牽制しているだけのこと。香川のドイツ人代理人がW杯前から水面下で動き、ドルトムント移籍話は着々と進んでいる」

 こうした状況を踏まえた上でドイツ1部ビーレフェルト(当時)元コーチの鈴木良平氏が言う。
「ワツケ社長のコメントは、額面通りには受け取れません。移籍金で折り合いがつけば、今すぐにも香川が欲しいというのがホンネです。現在、ドルトムントのトップ下を務めているのは、13年7月加入のアルメニア代表MFムヒタリアン。能力的には香川の方が明らかに上だし、クロップ監督も愛弟子中の愛弟子である香川の復帰を誰よりも待ち望んでいる。マンUで飼い殺しにされても香川の将来にプラスになることは何もない。ドルトムントに復帰すれば以前のように欧州サッカー界で光り輝くことが出来る。そう確信しています」

 ブンデスリーガの今季開幕は今月22日。香川は一日も早く決断すべきである。慣れ親しんだ古巣への復帰を――。

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