ファンハール構想から消え…マンU香川古巣ドイツに都落ち
「やっているサッカーが凄く楽しい。こういうサッカーをやり続けていけば、必ず結果は出せる。今は(所属のマンチェスター・ユナイテッドで)やっていく気持ち。そのために戦っている」
4日(日本時間5日)、国際チャンピオンズ杯決勝が米国マイアミで行われ、マンUがリバプールとのイングランド対決を制して初優勝。賞金1億円を獲得した。冒頭のコメントは、後半24分からトップ下として途中出場した日本代表FW香川真司(25)が、大会を総括する格好で発したものだ。
同杯開幕戦はボランチで起用された香川。しかし、先月29日のインテル戦、2日のレアル・マドリード戦、そしてリバプール戦はトップ下でプレー。総出場時間は短かったが、自身が希望するトップ下でプレーして優勝に貢献できたことが「凄く楽しい」というコメントにつながったのだろう。
しかし、香川のマンUでの立場は「非常に厳しい」のひと言。というのも、新監督ファンハール(前オランダ代表監督)は「決勝終了後、今季のチーム構想に関して選手と面談。戦力外リストを作成する」と明言。そのリストにFWエルナンデス、MFナニ、フェライニとともに香川の名前もリストアップされているともっぱらなのである。