昨年は「第2子」が誕生 オリ金子は家庭の事情で残留にグラリ
■球団はメジャー挑戦認めない方向
前出の編成担当は、家庭の変化について指摘する。
「金子家に昨年、第2子が誕生するなど家庭環境に変化があった。金子はたとえば東京や横浜、博多など各球団の本拠地都市の住環境について、関係者にレクチャーを受けていたと聞く。家庭のことを何より大切にしている金子は、子育ても考慮に入れて、今は動く時ではないと判断したのかもしれない。実家の長野に通いやすいということで『在京球団希望説』も流れたが、今年に関しては消えたようだ。本命と囁かれていたメジャー挑戦も、ポスティングを直訴して却下された糸井同様、金子も認められない方向と聞いている。今年は無理だろう」
オリックスはすでに4年16億円程度の好条件を用意して、残留を要請する方針。金子は来年取得予定の海外FA権の行使も視野に入れているという。一時はあきらめかけていたオリックスにとって、金子が残留するとすれば、今オフ最大の“補強”になる。