右SB内田復帰決定で露呈…アギーレ日本は深刻な「人材難」
アギーレ・ジャパンに「お馴染みの右サイドバック」が戻ってくる。ブラジルW杯後に「代表引退を考えている」と話したシャルケDF内田篤人(26)が、11月の日本代表2連戦(ホンジュラス戦=14日、オーストラリア戦=18日)に復帰することになったのだ。
「内田は2年前から右太もも裏と右膝の故障を繰り返したため、選手生命を考えてブンデスリーガ専念を決めたのです」(在欧サッカージャーナリスト)
■アジア杯はベテラン勢大挙召集か
しかし、アギーレ・ジャパンの台所事情が、内田の代表引退を許さなかった。アギーレ監督は同じくドイツ組の酒井高徳(23)、酒井宏樹(24)を有力後継者に考え、Jリーグからは新潟DF松原健(21)を抜擢したものの、初陣のウルグアイ戦(9月5日)で先発した酒井宏、途中交代の酒井高は精彩を欠き、同9日のベネズエラ戦にフル出場した酒井高は、やはりパッとしなかった。
10月10日のジャマイカ戦、同14日のブラジル戦で酒井宏の名前はメンバー表になく、9月の2試合で出番のなかった松原も外れた。代わって鹿島DF西大伍(27)が招集されたが、2試合とも出番なし。