詰め甘かった代表監督招聘 アギーレ「八百長疑惑」でまた露呈
6日に新潟で合宿をスタートさせた日本代表、台風の影響を受けて本田圭佑(28=ミラン)や長友佑都(28=インテル)ら6選手が間に合わなかったが、7日は23選手全員が揃い、約1時間半に渡って汗を流した。
日本代表を率いるハビエル・アギーレ(55)は6日の練習終了後、取材に応じて「(間に合わなかった選手が)無事に合流してくれれば問題ない。今回の合宿でさらにパフォーマンスを上げたい」とコメントしたが、八百長疑惑については、質問が出なかったことをこれ幸いと、ノーコメントだった。
9月末にスペイン有力紙「マルカ」から届いた衝撃ニュース。「11年5月21日のリーグ最終節・レバンテとサラゴサとの一戦で八百長があった。負けると2部降格のサラゴサが八百長を仕掛け、サラゴサの会長、選手、アギーレ監督が関与していると汚職対策特別検察局が調査している」と報じた件で、“疑惑の重要人物”と言われているのが、実はアギーレ監督だ。
当の本人は「日本で穏やかな気持ちで仕事をしている。(召喚状など)正式なモノは届いていないし、こちらから話すようなことは何もない」と平静を装っているが、状況は本人が思っている以上に深刻なのだ。