ジャイアンツ2年ぶり王者 ロイヤルズ青木は無安打に終わる

公開日: 更新日:

 ロイヤルズの下克上はならなかった。ワールドシリーズ第7戦は29日(日本時間30日)に行われ、ロイヤルズがジャイアンツ相手に2-3で敗戦。3勝4敗で29年ぶりの世界一を逃した。

 2点を先制された直後の二回、6番ゴードンの二塁打などで同点に追い付く。早めの継投で四回1死一、三塁のピンチで160キロの救援右腕ヘレーラを投入したが、モースに右前適時打されて勝ち越しを許した。

 五回以降は中2日で登板した相手のエース左腕バムガーナーの前に手も足も出なかった。五回、先頭のインファンテの右前打を足がかりに1死二塁としながらも青木、ケインが打ち取られて好機を生かせない。その後もバムガーナーの緩急をつけた投球にロイヤルズ打線は沈黙。九回には安打と敵失で2死三塁の好機を得たが、最後は7番ペレスが三邪飛に倒れて敗退が決まった。

「2番・右翼」でスタメン出場した青木は、3打数無安打1四球だった。

 ワイルドカード同士の対戦となったワールドシリーズは、ジャイアンツが12年以来2年ぶり8回目の世界一を成し遂げた。

 シリーズMVPには1、5戦勝利投手、7戦でセーブをあげたバムガーナーが選ばれた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動