金子もグラリ? 小谷野の契約内容に見えたオリの“札束攻勢”
オリックスからFA宣言した金子千尋(31)の去就が、徐々にだが見えてきた。それはこのオフのオリックスのカネの使い方とリンクしている。
26日、日本ハムからFA宣言していた小谷野栄一(34)がオリックス入りを表明。条件は「3年3億円」といわれている。「とにかくオリックスのカネの使い方は尋常じゃありません」と、さる日ハムOBがこう言った。
「小谷野は日ハム残留なら、年俸7000万円からのダウンだった。それが3年3億円ですからね。オリックスは日ハムにFA残留した宮西にも、実はケタ違いの金額でアプローチしていたそうです。条件は阪神よりはるかに良かったといいますから、相当な金額だったのは間違いない。オリックスは今年、僅差で優勝を逃し、来年こそ19年ぶりの優勝を目指すと補強に目の色を変えている。宮内オーナーもカネを惜しまない方針だと聞いています」
あの阪神をもしのぐ札束攻勢で選手を口説いているオリックスが、優勝に不可欠な絶対エースに逃げられてはシャレにならない。金子に対しては巷間、「3年15億円」といわれた条件にさらなる上積みをして、すでに残留の感触を得たという話もある。