<第3回>松山英樹の出場義務試合数はおかしな話だ

公開日: 更新日:

 日本の生涯獲得賞金に21億円で載せたところで何が問題なのか。プロ野球なら日米通算で名球会にも入れるわけです。若い選手に夢を与えられると思うんですよ。そういうことも言っているわけです。

――日本ツアーの国際化を叫んでおきながら、閉鎖的なシステムをつくっているわけですね。

 松山の出場義務が5試合というのも、おかしな話です。

 松山がメジャーに勝とうと思えば、米ツアーに専念して日本ツアーは留守がちになるのは仕方ないことです。それを日本に縛り付けるのは、日本ツアーのためにもならない。

 ボクも97年に日本プロに勝って10年シードをもらいましたが、そのうちの2年間しかシードを使っていません。

 9年間米ツアーで戦って、日本に帰ってきたら何もないんです。

 今田竜二にしてもそうです。米ツアーで優勝している日本人なんです。「1年間、日本の試合に出てください」と言えないのかと憤りを感じる。ツアー登録してなくても、ウエルカムな体制を整えられないのか。そんなこともJGTOは受け入れられない体質なんです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  2. 2

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  2. 7

    志村けんさん急死から4年で関係者が激白…結婚を考えた40歳以上年下“最後の女性”の存在

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  4. 9

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  5. 10

    フジテレビ「Live News イット!」が大苦戦中…上垣皓太朗アナが切り札となるか