松井秀喜が「巨人監督」の質問にアレルギー反応を示すワケ

公開日: 更新日:

「誰かに聞いてこいって言われたんですか?」「しつこいですね、ジャイアンツの方ですか?」

 苦笑いを見せながらも珍しく語気を強めこう話した。元ヤンキースの松井秀喜(40)が13日、バイク王の新CMキャラクターの記者発表会に出席。その際、芸能リポーターと思われる女性記者に自身の去就について突っ込まれ、返答に窮する場面があった。

 今オフ、どのイベントに出席しても「巨人監督」について聞かれる松井。そのたびに「そういうチャンス、縁があれば……」と、その場を収めてきた。ところがこの日の女性記者は、「復帰は(間近か)?」「ファンも(巨人監督としての復帰を)期待していますが?」「背番号は55で?」と執拗に食い下がってきたから、思わず冒頭の発言が出てしまったのだろう。

 それにしても、巨人の監督といえば、野球人なら誰もが憧れる「お仕事」だ。球団から名前が出た時点で名誉なことであり、悪い話でもない。にもかかわらず、松井が「巨人監督」に関する質問にアレルギー反応を示すのはなぜか。

 松井はマイペースな性格だが、レールに乗った人生を歩むことが大嫌い。ヤンキースに移籍した際も「生涯巨人」という「安定」を捨て、茨の道を選択した。だからこそ、周囲から巨人の監督を押し付けられることが不満なのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  2. 2

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  2. 7

    志村けんさん急死から4年で関係者が激白…結婚を考えた40歳以上年下“最後の女性”の存在

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  4. 9

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  5. 10

    フジテレビ「Live News イット!」が大苦戦中…上垣皓太朗アナが切り札となるか