地元女性と婚活支援も 日ハム大谷「鎌ケ谷残留」を市長が懇願

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■鎌ケ谷市の高額納税者でもトップクラス

 18日は日本ハムの新入団選手歓迎式典が行われた。出席した鎌ケ谷市の清水聖士市長(54)は新人選手を激励したものの、気になるのはやはり大谷のことなのだろう。「新人選手にも頑張ってもらいたいが……」と前置きしながらもこう言った。

「2年前からここ(鎌ケ谷の選手寮)に住民票がある大谷君にこのまま頑張ってもらいたい。みんな活躍すると(選手寮を)出て行ってしまいますから。彼はすでに年俸1億円。鎌ケ谷市の高額納税者のトップクラスですから」

 清水市長によれば、鎌ケ谷市内で収入が1億円を超える企業は複数あるが、個人ではマレとか。現在の大谷は市内の所得ランキングでも「最年少高額納税者」という。この「税収」は大きいため、市としては「女子アナなどからのアプローチなどを受けず、ぜひここに残って20勝と40本塁打ぐらいやってほしい。鎌ケ谷の女子と結婚していただけるのなら、婚活とかもやりますよ」と全力で「鎌ケ谷残留」を支援していくつもりなのだ。

 もっとも、市長が心配するまでもなく、大谷は今後2年、外出許可制の生活が続く。運転免許をあえて取得しない姿勢も含めて、プロ野球選手としての自覚は半端じゃない。鎌ケ谷市は当分、大谷の「流出」を心配する必要はなさそうだ

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