20キロ競歩世界新の鈴木雄介 勝因は「身体の効率化」の声
「世界記録樹立」のニュースに旧ユーゴのナショナルスキーチームのフィジカルコーチだった平山昌弘氏は驚きを隠さない。
「日本の競歩は昔から、世界の舞台でどうにもならないというほどレベルは低くなかった。100メートル走はもちろん、今はもうマラソンでも海外選手に勝てないが、以前から競歩なら股関節など、身体の各部を合理的に使えば日本選手でも国際舞台で上位争いできると思っていた。世界記録は身体の効率化が要因に他ならない。誰とどんなトレーニングをしたのか興味がありますね」
世界陸上では、がぜん注目度がアップするはずだ。