言語不明瞭…G激励会で渡辺恒雄氏挨拶も取材陣聞き取れず
昨年11月には「重症説」が駆け巡った。実際は酔って自宅で転倒、上腕部骨折の“外傷”だったが、1カ月以上の入院を余儀なくされたことで、読売内部でも騒ぎになった。
今年5月で89歳。98年には前立腺がんの全摘手術を受け、12年にも自宅で転倒し、左足の指を折っている。同時に大腸ポリープも切除し、この時も1カ月の入院生活を送った。
それでもいまだに政界には強い影響力を発揮しているものの、最近は巨人や野球界への発言がめっきり減っていて、清武裁判に出廷した際の足元がおぼつかない姿を見た野球記者からは「大丈夫なのか?」と心配する声が上がっていた。
この日、「アベノミクスで安倍総理も頑張っている。巨人が勝てば景気が良くなる」と高らかに宣言してチームにも健在をアピールしたが、用意していた原稿をポロリと落とす場面も。
不甲斐ない巨人を一喝していれば、かえって原監督も選手も安心したかもしれない。