開幕戦視聴率またも低迷 巨人に飛び出す「ゴジラ監督待望論」
開幕カードを2勝1敗で発進した巨人が裏で苦汁をなめた。
日本テレビ系で27日18時から放送されたプロ野球開幕戦、巨人対DeNA戦の平均視聴率が「10.7%」だったことが30日、ビデオリサーチの調査で分かった。
注目されたのは、TBS系で同日19時34分から放送されたサッカーの国際親善試合、日本代表対チュニジア代表戦。巨人戦と時間帯が重なったハリルホジッチ新監督の初陣の平均視聴率は「13.6%」(ビデオリサーチ調べ)。開幕戦を3-2発進した巨人が、2-0で勝利のハリル日本に完敗である。
昨季の巨人の開幕戦は10.0%で歴代最低の数字だった。開幕戦1ケタ視聴率こそ免れたものの、巨人陣営の落胆は大きかった。
「いくらハリルホジッチ監督が初陣の代表戦だからって、サッカーは親善試合。こっちは開幕戦の真剣勝負。巨人戦の視聴率が上回れば、来年から地上波が増えるかもしれない」という関係者の思惑もあった。今年の日テレの巨人戦地上波中継は19試合(ナイター5試合、デーゲーム14試合)。昨年より1試合減っている。日テレ関係者がこう言う。