最下位オリ糸井が吐露した「打撃不振の原因」と「主将の重圧」
チームもどん底。オフに30億円の大補強を敢行し、優勝候補の最右翼と目されながら開幕17試合で2勝14敗1分けとつまずきました。
「今季から自分が主将になって、この結果ですから。そりゃ、責任を感じてますし、肩書がプレッシャーにもなりました」
■選手ミーティングでチームを救ったひと言とは?
それも打撃不振の一因でしょう。連敗中には、遠征先の宿舎で選手だけのミーティングを招集。思っていることを言い合おうと、一人一人に意見を求めるということもやったそうです。そこで糸井自身はこう言ったといいます。
「こっから這い上がって優勝したら、カッコええんちゃう?」
そんな糸井の明るさがチームの救いになったでしょう。その前後には金髪だった頭を黒に染め直し悪い流れをなんとか変えようともがきました。
「あっ、髪の毛ですか?あれは、娘の学校行事があったんで、黒くしただけですよ」
いかにも糸井らしい答え。本来のペースが戻ってきたようです。完全復調は近いでしょう。
(橋本清/野球解説者)