「ダメなら引退しようかな」 二軍でリハビリのDeNA岡島が弱音
■「持っている力すべて出す」
――これまで2度、米球界に挑戦しています。故障が癒えれば、再びアメリカへという気持ちはありますか?
「もう、アメリカはないですね。膝をやったこともありますし、一昨年に3Aでやることになって、ツラいなあというのがありましたから、難しいかな……。基本的にはもう、日本でプレーを全うしたい。ケガを完全に治してから、自分の投球が通用するかしないか。そこがダメなら、引退しようかなというのはあります」
――引退?
「まあ、自分自身で全うしてやればいいということですね」
――ボロボロになるまでやり続けるか、余力を残してやめるか、どう考えていますか?
「ボロボロになるというのはイコール自分が通用しなくなるということですから。怪我をしてやめるというのではなくて、持っている力をすべて出して、相手と戦って通用するかしないかだと考えています」
――ちなみに、岡島さんを含めてDeNAに所属している元巨人の3選手(尚成、東野)は開幕一軍を外れましたが。
「開幕一軍は目指していましたけど、それは最終的なゴールではありません。まだ前半戦も始まったばかりですし、チームが大事な時期に戦力になれればいいと思います。気持ちを切らずにやっていきます」