3週連続で外国人が優勝 「日本人だらしない」とファン苦言

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「(ティーグラウンドで待たされたことは)自分には大した影響はなかったが、ほかの2人には影響があったみたいだね」(ブランド)

 ちなみに最終日はレフティーのブランドが攻めづらいようにピン位置を決めたそうだが、ほとんど関係なかったわけだ。

■倉本昌弘大会会長もどこか他人事

 大会を振り返った倉本昌弘大会会長は、「中身を見れば、ブランドのぶっちぎり。日本人選手を含めて2番手が追いかけて欲しかった。(外国人が3連勝は)困りますね。もっと日本人プロには死に物狂いで練習して欲しいと思います」と言ったが、危機感は口先だけ。まるで他人事のようだった。

 日本プロ選手権は今年で83回を迎えるわが国最古のトーナメントであり、メジャー大会と呼ばれ、プロゴルファー日本一を決める大会として知られる。しかし歴史が古いだけで、日本一にふさわしいプロは見当たらず、ちっとも盛り上がらなかった。

 ゴルフ雑誌で表紙イラストを描くなど、長年にわたり日本ゴルフを見てきた画家の山野辺進氏がこう言う。

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