代表合宿は“部活練習” 熱血ハリル監督に長友、大迫が仰天!
11日の親善試合イラク戦(横浜)、16日のW杯2次予選シンガポール戦(埼玉)に向けて千葉県内で合宿中の日本代表。
国内組は、週末のJリーグ終了後に合流。現在は欧州組が、フィジカル中心のメニューを消化している。昨4日はGK川島、DF長友、吉田、酒井宏、酒井高、MF長谷部、FW清武、岡崎、大迫、原口が参加した。
この中でDF長友が興味深いコメントを発している。
「初めてハリルホジッチ監督の下で練習をやったが、とにかくフィジカルコンディションのデータが細かい」とビックリ仰天しているのだ。
「これまで体脂肪の数値を公表して『10%を超える選手は代表には呼ばない』と言うなど、歴代監督の中でもハリルホジッチは、フィジカル強化に徹底してこだわるタイプ。それもこれも日本人選手が当たりに弱いことにかなりの危機感を覚えているからです」(マスコミ関係者)
ハリルホジッチは「技術の高さ」「走力」「俊敏性」「持久力」「献身性」といった日本人選手の持ち味を高く評価しているが、外国人選手に体を当てられるとすぐにグラつき、球際の争いで簡単に負けてしまうことに不満を抱いている。
ハリルホジッチ監督の熱血指導に合宿参加中のFW大迫が「(中高時代の)部活を思い出しました」と話していたが、今後も欧州組と国内組の区別なく、フィジカル重視の練習は続いていく。