パットの距離感が悪ければ10ヤードを徹底練習する
あそこで3パットさえしなければ、ベストスコアを更新できたのに……。
ドライバーやアイアンのミスも痛いが、ロングパットで3パットをしてしまうのは何とももったいない。ショットが良くても3パットしてしまえば、簡単にボギーやダボを叩いてしまうからだ。
さて、このロングパット。3パットしているゴルファーを見ていると、圧倒的に方向性より距離感をミスしていることが多い。10メートルの距離で左右に2メートルも外す人はほとんどいないが、2メートルショートしたり、2メートルオーバーする人は非常に多い。
では、どんな練習をすればパットの距離感が改善されるのか?
パッティングに特化したレッスンスタジオを主宰する大本研太郎プロは、距離感を磨くコツは、同じ距離を徹底的に練習することだと言う。
「練習グリーンに上がったら、10ヤードを徹底的に練習して下さい。同じ距離をしつこくしつこく打っていくうちに、目から入ってきた景色(情報)と、ボールの転がるスピード、ストロークの仕方など、10ヤードを打つのに必要な体の使い方、パターの動かし方が体得できます」