ドルト新監督トゥヘルを直撃「香川を全力でサポートしたい」

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 日本代表FW香川真司(26)が所属するドイツ1部ドルトムントが、アジアツアーの一環として来日。7日に川崎フロンターレを6―0で、9日にはマレーシアに移動してサザン・タイガースを6―1で下し、圧倒的な強さを見せた。就任したばかりのトーマス・トゥヘル監督にアジアツアー2戦3発と爆発した香川について直撃。かつての愛弟子・日本代表FW岡崎慎司(29)についても振り返ってもらった。

「真司のような押しも押されもせぬトップ選手がいることに対して喜びを感じている。彼には特別な質の高さがある。再び最高レべルに到達できるように全力でサポートしていきたい」

 川崎戦後、こう話してくれた41歳の青年監督は、09~14年の5年シーズンを1部マインツで采配を振った。13-14年シーズンには岡崎(6月に英プレミアリーグ・レスター移籍)を最前線に固定。シーズン15得点へと導いた。

「シュツットガルトにいた時から、慎司が日本の有能なFWだと知っていた。マインツ移籍当初は守備面を重視して左サイドで使ったが、ゴールまでの距離が遠すぎた。そこで前に置くと点取り屋の経験を生かして、ゴールを量産するようになった」と愛弟子の成功要因を語ってくれたことがある。岡崎と仕事をした経験から、日本人には好印象を抱いている様子だ。

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