トゥヘル氏と香川の相性は? ドルトムント監督交代の“吉凶”
独ブンデスリーガ1部ドルトムントの新監督に“親日家”の就任が19日に正式発表された。日本代表FW岡崎慎司(29)が所属するマインツで昨季まで指揮を執っていたトーマス・トゥヘル氏(41)である。
09年から14年までマインツを率い、10―11年シーズンはクラブ最高位の5位に躍進。欧州リーグ(EL)に出場した。昨季はシュツットガルトでくすぶっていた岡崎を獲得し1トップで起用、欧州主要リーグ日本人年間最多得点となる15点を挙げるストライカーに覚醒させたことでも知られている。
そのトゥヘル氏が日本代表MF香川真司(26)がプレーするドルトムントの新指揮官になる。7月1日から3年契約だ。この監督交代、果たして香川にとってプラスなのか?
トゥヘル氏は岡崎の相手ボール時のプレッシングや守備に奔走する献身性、90分間途切れなく動き回る集中力の維持、戦術理解度の高さ、規律を重んじる点などを評価した。日本人選手には好印象を持っており、これらは香川にとってプラス材料だろう。
■特定の選手を特別視しない