「幸太郎は速い球に強い」 父・清宮克幸氏が次戦での一発断言
次の相手(24日)は優勝候補筆頭の第1シード・日大三だが、清宮は「日大三? 例年打つイメージがある。でも自分たちの野球をやれば負ける相手はいない」とキッパリ。
■日大三のエースは最速145キロ
初本塁打は「神宮は打球がよく飛ぶ。(第4打席は)ファウルだったけど、当てただけなのに、あれだけいっちゃうんだなと。安打の延長が入ってくれるかな。芯に当たれば入ると思う」と自信タップリである。
この言葉を裏付けるように、父親の克幸氏もこう話していた。
「幸太郎は速い球に強いからね。速い投手の方が(一発を)打つんだ」
この日の八王子学園八王子の左腕・横森が清宮に投げた最速は134キロ。日大三のエース・田村は最速145キロという触れ込みだ。「速球派」の清宮にはもってこいの投手のようだ。
早実の和泉実監督(53)は「(3番清宮、4番加藤)2人には期待しているけどマークが厳しい。逆に言うと、前後、下位打線がカギになる。(投手を含めた)守りの面が弱いので、打線のつながりを大切にしたい」と次戦の見通しを語った。最大の難関となる準決勝の日大三戦。清宮に待望の一発が飛び出せば、5年ぶりの夏聖地が近づくことになる。