選手会長に危機感ゼロ 大甘コースが日本人プロをダメする

公開日: 更新日:

■世界のコースはどんどんタフに

 けれども現実はむしろ逆で、開催コースの支配人とプレーしていると、「このホールはフェアウエーをもう少し広くしてほしい」とよく言われるという話を聞いたことがある。

 開催コースのメンバーがラフを伸ばすのを嫌がるという話はよく耳にするけれど、本当は逆だと言う支配人が多い。

「あまりアンダーパーが出るとやさしいコースだと思われるので、ラフを伸ばしたほうがよい」と言うメンバーのほうが、むしろ多いというのだ。

 今年の全米オープンの開催コース、チェンバーズベイについては批判的な意見も多かった。しかし、世界のコースはこれからもどんどんタフになっていくのは間違いない。

 それなのに日本オープンの開催コースは、時代に逆行するかのようにやさしくなっている。以前は1グリーンのコースでフェアウエーを狭くし、ラフに入れたらなかなかグリーンを狙えないようなセッティングだった。

 それが3年ぐらい前から、「以前は選手をいじめるようなセッティングだった」と言って、フェアウエーを広くし、ラフを短くし、グリーンを狙えるようにしているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭