川島も代表を外れ…ハリルがボヤく「日本人GKレベル低い」
9月のW杯アジア2次予選2試合の代表メンバー23人に「いつもの名前」がなかった。07年6月のキリンカップに初めて招集されて以来、日本代表の常連GKである川島永嗣(32)が、ついにメンバーから外れたのだ。
その理由をハリルホジッチ監督は「残念ながら(川島には)所属クラブがない」とコメント。確かに川島は、ベルギー1部リエージュで14-15年シーズン中に控えGKに降格となり、シーズン終了後の5月に退団した。
「フリーになった後、イタリア2部クラブの練習に参加したり、欧州移籍マーケットの動きをにらみながらスペインの2部やトルコ、スイスのクラブとコンタクトを取ったが、契約には至らなかった。8月に入ってフランスに自宅のあるハリルが、自身のフランスサッカーコネクションを駆使し、2部クラブに川島を加入させようとした。しかし、これも不発に終わった」(サッカー関係者)
さすがに無所属の川島を代表入りさせるワケにもいかず、W杯予選のGK3人は今月初旬の東アジアカップと同じ顔ぶれとなったが、浦和所属の西川周作(17試合)はさておき、G大阪の東口順昭(1試合)、仙台の六反勇治(0試合)の2人は、国際経験に乏しくてアテにはならない。