1秒1000コマ撮影 超高速度カメラを使うレッスン時代が到来する
先週の米ツアー、バークレイズ選手権は、全米プロを制したJ・デイが19アンダーまでスコアを伸ばして今季4勝目を手に入れた。
デイはこの勝利で、J・スピースを抜いてフェデックスランキングのトップに浮上している。
米ツアーを見ていると、ドライバーは飛ぶだけでなく方向性も安定している。デイもそうだが、彼らが手にするドライバーはアマチュアと同じく460㏄の大型ドライバー。今どきのやさしいクラブをうまく使いこなしているのだ。
米ツアーの選手たちが飛んで曲がらないのは、スイングが良いこともあるが、実はもうひとつ大きな理由がある。
ここ数年、トーナメント会場にはトラックマンを含め、さまざまな弾道解析装置や高速度カメラが設置されている。これらにより、どこでボールを捉えると飛距離が伸び、どんなふうにスイングすると球筋をコントロールできるのかが、一目で分かる。
「飛ぶインパクト」「曲がらないインパクト」を具体的に確認できるから、スイングづくりに迷いがなくなって、これまで以上に飛んで曲がらないボールを打てるようになっているのである。