リディア・コがメジャー最年少V 若手プロの躍進はなぜ続く
【エビアン選手権】
リディア・コが18歳4カ月20日でメジャー最年少優勝を飾った。
2打差、3位発進のコは、11番パー4で4つ目のバーディーを決めて首位を走るレクシー・トンプソン(20)をとらえると、その後も勢いが止まらず、4バーディーを決めた。結局、8バーディー、ノーボギーの63と、最終日に本大会ベストスコアをマークしての圧勝だった。
コは2012年、アマ時代の15歳4カ月2日で米ツアー初優勝。今年2月には、申ジエが持つ世界ランク首位の最年少記録(22歳5日)を大きく塗り替える17歳9カ月で達成。そして今回、07年にモーガン・プレッセルが記録した18歳10カ月9日のメジャー最年少記録を更新。今回のメジャー勝利でツアー通算9勝に伸ばした。
米ツアーは世代交代が猛烈なスピードで進んでいる。昨年大会は19歳だったキム・ヒョージュが勝ち、今年の全米女子オープンは20歳だったチョン・インジが勝利するなど、若手のメジャー優勝が今では当たり前になっている。今大会でコと優勝争いをしたL・トンプソンも昨年、19歳1カ月27日でメジャーのクラフト・ナビスコに勝っている。