予選通過すら危うく…藍「泥くさく」しかプレーできない事情

公開日: 更新日:

【ミヤギTV杯ダンロップ女子】

 今季、国内ツアー3戦目の宮里藍(30)。初日は1バーディー、6ボギーの77を叩き大きく出遅れた。このスコアは本大会6度目の出場でワースト記録。

 会場は宮里にとって相性のいいコースだった。2003年、東北高3年生だった宮里はここでアマチュアとして初優勝を成し遂げ、プロ宣言。06年には2度目の優勝を遂げている。

 しかし、すでに30歳になり力の衰えは否めない。今季日本ツアーはサロンパス杯、サントリーレディスと2戦連続予選落ち。2週間前の海外メジャー「ザ・エビアン選手権」では38位タイに入ったものの、それも6試合ぶりの予選通過だった。

 だからだろう。

 大会前は「調子はあまり良くないので、優勝争いというより、泥くさいゴルフをしたいと思います」(宮里)と、いつになく弱気だった。

 米ツアーで戦うプロにとって、コース設定が甘く、選手層のレベルが低い日本ツアーはやさしい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…