イラン戦で見せ場なし 本田はミランに戻ってからが“正念場”

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 敵地テヘランで行われた強化試合イラン戦(日本時間13日午後10時半キックオフ)。FIFA世界ランクは日本の55位に対してイランは39位。その格上相手に日本は押されっ放し。前半終了間際にDF吉田が不用意なプレーでPKを与えて先制された。後半早々、イランGKがクロスボールへの飛び出しをミス。味方DFに当たったボールは、無人のゴールに吸い込まれた。

 その後は両チームとも見せ場なし。結局1―1のドロー決着である。

 日本代表は来月12日のシンガポール戦、17日のカンボジア戦とW杯予選アウェー2連戦が控えている。それまで代表選手は所属クラブに戻ってプレーするワケだが、主軸のMF本田圭佑には“大仕事”が待っている。

 4日のセリエA・ナポリ戦。ミランが0―4で大敗した直後、出番のなかった本田は「補強に大金を使うか、組織を見直さないとチーム再建は遠い」「フロント、監督、選手、メディア、サポーターも(弱いことに)気付かないとチームは変わらない」と爆弾発言。地元紙は「テヘランから帰るとクラブに呼び出されて罰金など処罰が言い渡される」と報じている。

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