ミラノダービーで見せ場なく…本田は「10番」失格の途中交代
日本代表DF長友佑都のインテル、同MF本田圭佑のミランが激突したミラノ・ダービー(日本時間14日午前3時45分開始)。世界注目の伝統の一戦に長友はベンチスタート。本田はトップ下でスタメン出場した。
同ダービー出場4試合目にして初先発の本田は自ら「自分の家」と呼ぶトップ下での起用だったが、目立ったのは前半30分に右サイドから、左足を振り抜いてシュートを放った場面だけ。ゴール枠は捉えたが、相手GKに難なくキャッチされてしまった。
この日の本田は、トップ下として攻撃を差配するどころか、相手ボランチの徹底マークにさらされ、ボールを足元に収めるのにも四苦八苦。セットプレーのキッカー役も後半17分から途中出場した“悪童”FWバロテッリに取って代わられ、試合から“消えた”本田は同36分、FWチェルチに代えられベンチに呼び戻されてしまった。
ミランで3シーズン目の今季、トップ下を任されるも名門ミランの「背番号10」に見合う活躍がみせられない本田。このままではスタメン落ち必至である。