大正製薬100万円贈呈 ラグビー代表“報奨金ラッシュ”の予感
出さないわけにはいかないだろう。
ラグビーW杯イングランド大会の1次リーグで歴史的な3勝を挙げた日本代表に対し、(男女)日本代表のオフィシャルスポンサーである大正製薬は15日、選手及びスタッフ全員(50人)に対し、報奨金として1人当たり100万円を贈呈することを決定した。
同社は「『ラグビー日本代表』の勇気をもって戦う姿と組織力に敬意を表すとともに、世界に日本ラグビーの素晴らしさを伝え、日本中に勇気と感動を与えてくれたことに当社一同感謝しています」と、報奨金を贈る理由を説明している。
同社コーポレートコミュニケーション部によれば、「支払い時期、方法についてはラグビー協会と相談する。今のところは未定」とのことだが、男子日本代表のオフィシャルスポンサーは他にも3社あり、それ以外に日本代表そのものにも5社がオフィシャルスポンサーになっている。
日本中に感動を与えた今回のラグビー日本代表。1社が報奨金を出せば、それに続くところが出てくるかもしれない。ラグビー協会だって「君たち、よくやってくれた」の一言で済ますわけにはいかないだろう。
ちなみに、1次リーグで日本に敗れたもののベスト8に残った南アフリカは、3度目の頂点に立てば、選手は15万ドル(約1785万円)のボーナスがもらえる。
ニュージーランドが優勝すれば、1人につき1億1000万円以上のボーナスが支払われるという。