FA松田狙う阪神は金満ソフトBと本気で張り合う気なのか?

公開日: 更新日:

 実現すれば、近年最高の補強になるのは間違いない。

 ソフトバンクの2年連続日本一から一夜明けた30日、複数のスポーツ紙が報じた阪神の「松田取り」だ。

 松田はソフトバンク不動の三塁手として今季は全試合に出場。打率.287、35本塁打、94打点と活躍した。今季が2年契約の最終年。海外FA権を取得しており、本人も「ゆっくり、しっかりと考えます」と言葉を濁している。

 阪神にすれば、三塁を守れる右の強打者は何よりの補強ポイント。今季当初は西岡が三塁手を務めるも、ケガで離脱。後を任された新井、今成も定着するまでには至っていない。

 問題は松田が本当にFA宣言するかどうか。ソフトバンクの生え抜き選手で、現選手会長。ナインからの人望も厚く、妻も地元福岡出身のアナウンサー。成績が落ちれば関西マスコミに袋叩きにされる阪神と違って、九州のマスコミは選手に甘い。将来の幹部候補でもあり、福岡にいれば上げ膳据え膳。これだけの厚遇を捨ててまで、移籍するとは思えない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇