“文武両道”のペース配分も順調 高梨沙羅「女王奪還」なるか
12月に開幕するW杯に向け、ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(19=写真)が合宿を公開した。
かつては「ジャンプの女王」の名をほしいままにしていた高梨も、日体大に入学した昨年から成績が下降。なにせ、本気で学業に取り組んでいるのだからそれも無理はない。遠征先でも夜が更けるまでノートと格闘する日々が続き、2連覇していたW杯総合優勝も昨季で途切れてしまった。
しかし、ようやく学業と競技の「ペース配分」を掴めたのだろう。10月の全日本選手権、1日のNHK杯で2連勝。
「冬シーズンへの入りを大事にしたい」と話した高梨。文武を携えた“才媛”は再び女王の座に返り咲くことができるか。