高梨沙羅、白井健三も入学 日体大「有力選手集め」のカラクリ
スポーツ強化に力を入れる日本体育大学に、また大物選手が加入だ。3日に入学式が行われ、体操男子の13年世界選手権種目別ゆか金メダリストの白井健三(18)が出席した。
白井は約1700人の新入生を代表して「先輩たちの残した実績を継承すべく切磋琢磨し、日々精進することをここに誓います」とあいさつ。昨年、飛び級入学したノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(クラレ)は在校生を代表し、「日ごとに一つ一つの心配事も解消され、大きな喜びを実感できるでしょう」と歓迎の言葉を送った。
同大には白井、高梨以外にも大学駅伝を代表するランナーや五輪の候補選手がゴロゴロいる。
大相撲の鳴戸親方(32)はブルガリアの大学で取った単位が認められ、3年に編入する。
少子化が加速する中、生き残りを図るため、スポーツで知名度を上げ、学生集めを行う大学は少なくない。白井や高梨クラスの選手であれば、他大学から引く手あまたのはずだが、日体大に有力選手が集まるのはどういうわけか。