速球に弱く…李大浩メジャー移籍なら給料「4分の1以下」も
5億円の年俸を捨て去り、メジャー挑戦を表明したソフトバンクの李大浩(33)。しかし、現実的に獲得する球団はあるのか。
李は一塁しか守れず、足も遅い。メジャーでは一塁やDHは最低でも30本塁打が必要だ。韓国では10年に44本を打った大砲も、日本では今季の31本が最多。しかも、テラス設置で狭くなったヤフオクドームでようやくというのだから、何とも心もとない。
メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏は「打撃フォームもネックになる」と言う。
「李は左足を大きく上げるスイングが特徴です。しかし、あれでは速球に対応できません。日本でも速球に差し込まれることは珍しくなかった。メジャーの平均球速は日本の比ではありませんからね。日本で50本を打った松井秀喜も日米の球速差に苦しみ、メジャーでは04年の31本が最多。そう考えると、李はせいぜい15~20本くらいしか打てないのではないか」
どんなパワーヒッターでも、メジャーでは35歳を境に評価がガクンと落ちる。松井がヤンキースを放出されたのも35歳の09年オフだった。