2人合わせて300億円 ヤンキースに「中田翔&大谷」獲得構想
キャッシュマンGMはもともと160キロ右腕の大谷翔平(21)にゾッコン。親しい人に対してはいまから、「オオタニ」と固有名詞を連呼しているともいわれる。ヤンキースが大谷獲得に乗り出したら田中を上回る総額200億円以上が必要といわれるだけに、さらに中田も狙っているとなればそれこそケタ違いのカネがかかる。「2人合わせて300億円」という声も一部にはある。
「中田は昨年、子供が生まれ、精神的にもひと回り成長した。ヤンキースは野球に取り組む姿勢も徐々に変わってくるだろうし、今後の伸びシロが期待できると判断しているようです」と、前出の関係者がこう続ける。
「ヤンキースは選手を獲得する際、それこそプライベートも含めて徹底的に調査します。かつて遊び好きだったことも、練習嫌いだったことも承知していますが、そんな中田の野球に取り組む姿勢が今年の春先から変わってきたという報告を受けているそうです」
中田には大リーグ志向があり、すでにメジャー挑戦する際の代理人を決めたという話もある。
昨オフ、日米野球に出場した際にはメジャーリーガーたちのプレーを間近でチェック。中でも13年オフ、10年300億円弱でヤンキースからマリナーズに移籍したカノ(33)のスイングスピードとパワー、レイズの中軸のロンゴリア(30)、14年の首位打者であるアストロズのアルトゥーベ(25)の技術には衝撃を受けたそうだ。
そしてメジャー投手の動く速球に関しては想像以上に動くと感じたものの、なんとかなる手応えを持ったという。選手にメジャー挑戦の意欲があり、メジャー側も米国ナンバーワンの名門球団が獲得に乗り気になっている。中田が近い将来、大谷とともにメジャーでプレーするのは確実だ。