2人合わせて300億円 ヤンキースに「中田翔&大谷」獲得構想
超一流のスター選手を抱えるメジャーきっての老舗人気球団・ヤンキース。カネに飽かせてスターをカキ集めている印象があるものの、選手獲得にはヤンキースならではの綿密な判断基準があるという。
「選手の実力を年齢や成績などを加味したうえで数値化、独自の数式にあてはめて基準値をクリアした選手が獲得候補になる。今季までGM補佐を務め、キャッシュマンGMの右腕といわれたビリー・エプラー(現エンゼルスGM)が編み出したシステムだといいます。で、エプラー以下のスカウトが、球場で数字に表れない要素をチェックしているのです」とは、東海岸のさる代理人関係者だ。
そのヤンキース独自の基準をクリアした日本人選手がいるという。日本ハムの中田翔(26)だ。
開催中のプレミア12で計19打数10安打(5割2分6厘)、2本塁打、13打点。5戦全勝で1次ラウンド突破を決めた昨15日のベネズエラ戦は4戦連続の決勝打こそ逃したとはいえ、八回に一時は逆転となる2点適時二塁打を放った。
もっとも中田はプロ7年目の昨年、初のタイトルである打点王を獲得。30本塁打を打ったのは今季が初めてになる。