胸の高さからスイングを始めると正しいトップが簡単につくれる
先週の男子ツアー「カシオワールドオープン」は、最終日最終ホールでイーグルを決めた韓国の黄重坤が逆転優勝。ホストプロである石川遼は最終ホールで逆転され、惜しくも1打差の2位。3位にはディフェンディングチャンピオンの片山晋呉が入って幕を閉じた。
国内ツアーも残すところ「日本シリーズ」だけになったが、テレビ中継でもっとオンエアしてほしいのがスタート前の練習風景や、プレー中の選手のしぐさだ。
プロの練習やしぐさには、アマチュアにも役立つヒントがたくさんあるからだ。
例えば、片山晋呉は練習法だけでなく、プレー中のしぐさも実にユニーク。ショットもパットも右打ちだが、しょっちゅう左打ちの素振りをしている。
本人はストレッチの意味でやっていると言っているが、その素振りのやり方がユニークだ。
アドレスしたら「前にならえ」するような感じで腕を真上に上げ、そこから肩を回してトップをつくっている。
腕が上がった状態をつくってから肩を回してトップをつくり、そこからフィニッシュまで振り抜いている。