これからのアイアンセットは7番からが当たり前
先週の男子ツアー、三井住友VISA太平洋マスターズは最終日が濃霧で中止。3日目までに通算14アンダーで首位に立っていた片山晋呉が優勝。これでツアー通算29勝目となり30勝の大台が目前となった。
片山選手といえば目立つテンガロンハットがトレードマークだが、トーナメント会場の練習場でも大いに目立っている。
ドライビングレンジにやってくると、まずは左用のドライバーを使っての左打ち。体がほぐれてきたら、練習器具をあれこれ使ってボールを打つ。VISA太平洋の時も両脇にハンドボールのようなボールを挟んだり、両手を離してグリップする「ゴルフの竪琴」を使い、スイングチェックしながらボールを打っていた。
片山選手のもうひとつユニークなところはクラブセッティング。なんとアイアンは7番から。
最近はロングアイアン(3番)を抜く選手が増えたが、5番も6番も入ってないユニークなセッティングをする男子プロは片山選手ただひとり。
アイアンを減らした代わりに、ユーティリティークラブは3本もバッグに入っている。