呉昇桓失う阪神 バーネットのメジャー行きに大ショック!
さあ、どうする? ヤクルトのトニー・バーネット(32)がダルビッシュの所属するレンジャーズと2年契約で合意に至ったと地元紙が報じた。今季セ・リーグのセーブ王(41S)はポスティングでの移籍はかなわなかったが、来季はついに念願のメジャーのマウンドに立つ。
その一報に顔を曇らせたのは古巣のヤクルトだろう。そして、違法賭博容疑などで呉昇桓(33)の退団が濃厚となった阪神もバーネットを狙っていただけにショックは大きいはずだ。阪神OBが言う。
「阪神はシーズン中からバーネットを調査していたと聞いた。球団は呉との交渉を打ち切ることを決めた。バーネットはメジャーがダメならヤクルトに戻ると言ってたそうだが、阪神には呉に使うはずだった多額の資金がある。今季優勝のヤクルトは主力の年俸をバンバン上げなくてはならないから金庫の中は寂しくなる。阪神は札束積めばバーネットを口説けたはずだ」
阪神の守護神候補には藤川球児(35)がいる。しかし、13年6月にトミー・ジョン手術をしており、毎日ブルペンに入るには不安が大きい。藤川は「言われたところで投げるだけ」と、抑えに指名されたらやる気でいる。