ゴジラ松井氏に何が…巨人宮崎キャンプ“フル稼働”の理由

公開日: 更新日:

 巨人高橋由伸監督(40)は13日、OBの松井秀喜(41)が3年連続で宮崎キャンプを視察することを明かした。「この世界は何かのきっかけでがらりと変わる選手がいる。きっかけを松井さんが与えてくれるかもしれない」とニヤリ。宮崎で行う2週間のキャンプにフル滞在し、一軍だけでなく、二、三軍も満遍なく指導する「巡回コーチ」の役割を要請したという。

「松井さんと話? しました。『(今年は自分が)打たなくていいだろう』ということだった(笑い)。やっぱり刺激になるでしょう。(体が)でかいなとか、見るだけでもね。野球以外のこと? 2年前もやったけど、ミーティングはやってもらいます。みんな見たいでしょうしね」

■後輩に“負い目”か

 かねて松井のキャンプ訪問を希望していた高橋監督は、1学年上の松井にほぼ要望をのませた格好だ。思えばたった2日間の「視察」であっという間に宮崎を通り過ぎ、DeNAがキャンプを張る沖縄へ行ってしまった昨年とはえらい違いである。松井は「(由伸監督の)カバン持ち以外なら何でもやる」と冗談交じりに話していたが、その言葉通り、宮崎での2週間はフル稼働することが決定した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…