巨人4番候補ギャレット ノルマ「100打点」に3番打者の重責
巨人の新外国人選手のギャレット・ジョーンズ(34=前ヤンキース、左投げ左打ち)とルイス・クルーズ(31=前ロッテ、右投げ右打ち)が昨28日、東京都内の球団事務所で入団記者会見を行った。
2人はリーグ最低の貧打に泣いたチームの救世主として期待がかかる。特に193センチ、104キロで米大リーグ通算122本塁打のギャレットは「打撃が一番のウリ。好不調の波がなく、コンスタントに成績を残せる」と腕まくり。同席した高橋由伸監督(40)も「体は大きいし、クリーンアップ、中軸打者として期待している」と頼もしそうだった。
4番最有力候補のギャレットに堤GMは「打点に期待」と言い続けている。目安は「100打点」。かつてラミレス(現DeNA監督)が4番として08年から3年連続100打点以上をマークしたことがある。ただし、それには1~3番の働きが大事。特に3番は中軸としての役割とともに、出塁率も求められる重要な打順になる。
候補の筆頭は坂本だ。昨季も主に3番で、出塁率はレギュラーの中で2番目に高い.353。昨季リーグ優勝を果たしたヤクルトはどうだったのか。4番の畠山が105で打点王に輝いたが、凄かったのはその前の2、3番だった。