完全別調整のG阿部にのしかかる「全幅の信頼」という重圧
「病み上がりだったのに、わずか開幕7戦目で捕手復帰。その後に首を痛めて離脱したのだから、原前監督の人災という見方もあった。でも今年は全部自由。好き勝手な調整を許されている。その分、自身の責任は重いということです」(球団関係者)
最近では11年に、第2クールから独自調整が認められる一軍S班に加入したことがある。その際はブルペンに足を運び、投手の球を受ける時間をつくった。阿部はこの年、打率.292、20本塁打だったが、チームはリーグ3位でV逸。原前監督は翌年から「S班」を廃止した経緯がある。
今季は言い訳できないシーズンになりそうだ。