海外勢も調子上向きに…日本競泳陣「リオ五輪」への不安
萩野、瀬戸の個人メドレーでは今季、「水の怪物」マイケル・フェルプス(30)、ライアン・ロクテ(31=ロンドン400メートル金)の米国勢が好タイムをマーク。ともに1月の国内大会に出場し、200メートルでフェルプスは1分58秒00、ロクテは1分58秒43で、今季の世界ベストタイムでは萩野(1分57秒73)、瀬戸(1分57秒95)の日本勢に続いて4位と5位につけている。ロクテは400メートルでトップの萩野(4分11秒38)に次ぐ4分12秒66の好タイムだ。
フェルプス、ロクテのように海外勢は五輪イヤーに照準を合わせて調子を上げてくるだけに、五輪本番ではさらにタイムが伸びる可能性もある。
メダル獲得の有力種目に挙げられる競泳は期待外れに終わりかねない。