オーナーや地元も味方 イチローが“辛口監督”のクビ飛ばす
1日(日本時間2日)、マイアミ大学との練習試合に「7番・DH」でスタメン出場し、2打数1安打だったイチロー(42)だが、マーリンズの新旧のスター選手が、早くも冷戦状態だという。「新旧のスター選手」とはイチロー(42)と、現役時代にヤンキースの主将を務めたドン・マッティングリー新監督(54)のことだ。
渡米16年目を迎えたイチローはキャンプで衰えを見せるどころか、残り65本に迫ったメジャー通算3000安打達成に向けて精力的だ。
主砲スタントン(26)ら外野の主力と同組でメニューをこなし、フリー打撃ではレギュラー陣に負けじと快音を響かせている。守備練習では自慢のレーザービームを披露して強肩ぶりが健在なことをアピール。全体練習後はキャンプ地フロリダ州ジュピターの球団施設に特別に設置された専用のコンテナにこもってウエートトレに励んでおり、連日、球場を後にするのは最後。若手が多いチームにあって、ベテラン外野手の練習量はダントツに多い。
地元紙「サン・センチネラル」の取材には「最低でも50歳までプレーしたい」とも話している。