実力での評価にあらず ドジャース前田「先発3番手」の理由
ドジャース・前田健太(27)が順調な仕上がりを見せている。 3月2日(日本時間3日)の前田はブルペン入りして20球を投げ、5日のオープン戦初登板に向けて調整した。
2月29日(同3月1日)にはキャンプ初のフリー打撃に登板し、A・ゴンザレス内野手(33)、プイグ外野手(25)ら主力を相手にまずまずの投球。直球とスライダーなどの変化球を低めに集め、メジャーを代表する強打者たちをうならせた。現役時代、「精密機械」といわれたグレッグ・マダックス特別補佐からは「いい投球内容だった」と及第点を与えられた。
ハニーカット投手コーチから開幕ローテーション入りに太鼓判を押されている前田は、5日(同6日)のダイヤモンドバックス戦にオープン戦初登板することが決定している。
ロバーツ監督はエースでサイ・ヤング賞左腕のカーショウを開幕投手に指名。他の投手の登板順は明らかにしていないものの、オープン戦での起用法から、前田はカーショウ、左腕カズミアーに次ぐ先発3番手を任される見込み。つまりメジャー初登板は開幕3戦目、4月6日(同7日)のパドレス戦になる。